SBI新生銀行グループのサステナビリティ経営は、取締役会の監督のもと、グループ経営会議にて意思決定を行っています。グループ重要委員会のひとつとしてグループサステナビリティ委員会を設置し、チーフサステナビリティオフィサー(CSO)およびシニアサステナビリティオフィサー(SSO)がそれぞれ委員長および副委員長を務め、サステナビリティ経営にかかる事項について調整、協議し、業務執行に反映させています。取締役会およびグループ経営会議に対しては定期報告を行うとともに、重要事項の付議を行っています。またグループ本社にサステナビリティ経営の企画・立案・推進を行うサステナビリティ&コミュニケーション統括部を設置するほか、グループ各社にサステナビリティ推進組織を設置し、推進を強化しています。
また、会社や部署をまたいで協議・推進を深める事項については気候変動や人的資本などテーマ別に分科会を設置し、実務担当者レベルでの推進強化を図っています。
サステナビリティ開示分科会においては、サステナビリティ開示基準に沿った開示に向けた対応を議論しています。2024年11月には外部専門家を招き、経営層を対象としたSSBJ勉強会を実施し、2025年6月にかけてギャップ分析を実施しました。
人的資本・人権の分野においては、重要委員会の一つであるグループ人材委員会、グループダイバーシティ&インクルージョン委員会およびグループ人権推進委員会を設け、人事制度や諸施策などについての協議、調整および決定を行っています。
SBI新生銀行グループのサステナビリティ経営推進体制

グループサステナビリティ委員会での主な議題(2024年度)
分野 |
議題 |
経営 |
サステナビリティ戦略ストーリー策定 |
責任ある投融資に向けた取組方針実施状況報告 |
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イニシアティブ |
責任銀行原則の実施状況報告 |
ポセイドン原則(船舶ファイナンス)環境寄与度結果報告 |
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ビジネス |
トランジション・タスクフォース活動報告 |
中小企業向けの取り組み |
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個人のお客さま向けの取り組み |