株式会社SBI新生銀行
- 当行では、日本の実質GDP成長率について、2024年度が+0.7%、2025年度が+0.9%、2026年度が+0.8%、2027年度が+0.7%と予測する。2月の前回見通しから変更はない。
- 国内物価(コアCPI)も前回見通しから据え置き、2024年度が+2.7%、2025年度が+2.2%、2026年度が+1.7%、2027年度が+1.6%と予測する。
- 2024年10-12月期の実質GDPは、2次速報で年率+2.2%に下方修正、実質個人消費は前期比横ばいに下振れした。続く2025年1-3月期はマイナス成長となり、国内景気は踊り場的な様相になると見込まれる。
- 日本経済の緩やかな成長シナリオに変更はないが、当面は内外ともに下振れリスクに警戒が必要である。米国の関税政策を巡る不確実性が一段と高まるもとで、日本経済の持続的成長には内需拡大が重要となろう。しかし、2025年入り後の個人消費は低迷が続き、企業の設備投資計画はやや慎重化している。
以 上
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