株式会社SBI新生銀行

～　2024年7－9月期GDP（1次速報）　～

ポイント

  • 当行では、日本の実質GDP成長率について、2024年度が＋0.3％、2025年度が＋1.0％、2026年度が＋0.8％、2027年度が＋0.7％と予測。2024年度を－0.2％Pt下方修正も、景気回復シナリオは維持。

 

  • 国内物価（コアCPI）については、2024年度が＋2.5％、2025年度が＋1.8％、2026年度が＋1.5％、2027年度が＋1.5％と予測。コスト面での物価上昇圧力が強い状況は続くと見込まれ、2025年度にかけてを上方修正。

 

  • 7－9月期の日本経済は、消費が想定以上に持ち直し、プラス成長が続いた。来年春闘では5％台の賃上げが続くと見込むが、家計のマインド回復には時間を要するとみられ、消費は緩やかな回復にとどまる見通し。

 

  • 国内では少数与党となる第2次石破政権が発足し、米国大統領選挙ではトランプ前大統領が勝利した。国内外の政策を巡るリスクは、上振れ・下振れ双方向に大きく、当面は新政権の動向に注意が必要。

以　上

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