株式会社SBI新生銀行
当行は、マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡、代表取締役社長兼CEO:毛籠 勝弘、以下「マツダ」)へ、2024年7月31日に「トランジション・ローン」を実行いたしましたので、お知らせいたします。
本ローンは、脱炭素社会の実現に向けて長期的な戦略に則り、着実な温室効果ガス排出削減の取り組みを行う企業に対して、その取り組みを支援することを目的としたクライメート・トランジション・ファイナンスであり、マツダが策定した「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」(以下、「本フレームワーク」)※に整合するものです。
マツダは、2030経営方針における主要取り組みとして、2050年のサプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル実現に向けた取り組み、および電動化戦略、安全・安心なクルマ社会の実現への貢献などを掲げています。今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指しています。
当行は、本ローンを実行することにより、融資期間にわたり借入人のトランジション戦略にかかる対話やモニタリングを実践し、同社のトランジション戦略の実現を金融面から支援してまいります。
【本トランジション・ローンの概要】
実行日 |
2024年7月31日 |
借入人 |
マツダ株式会社 |
貸出人 |
株式会社SBI新生銀行 |
資金使途 |
① BEVの開発・生産 ②マルチソリューションによるCO2排出量の削減 ③工場内発電の脱炭素化 ④再生可能エネルギーの調達 ⑤自動車製造工程におけるエネルギー効率の改善 |
※ マツダのサステナブル・ファイナンス・フレームワークは下記URLをご参照ください。
framework_240126_j.pdf (mazda.com)
本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)「クライメート・トランジション・ファイナンス・ハンドブック2023」、金融庁、経済産業省、環境省「クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針2021年5月版」、国際ローン市場協会(LMA)等「グリーンローン原則2023」等に則しており、その適格性について第三者認証機関である株式会社日本格付研究所よりセカンド・パーティ・オピニオンを取得しています。株式会社日本格付研究所による第三者評価レポートは下記URLをご参照ください。
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なお、当行においても、本ローンが本フレームワークに従って実施されることを、貸付人としての当行と、社内で独立性を確保したサステナブルインパクト推進部評価室のそれぞれの立場から確認しています。
以 上
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