株式会社SBI新生銀行

当行は、株式会社大光銀行(新潟県長岡市、取締役頭取 石田 幸雄、以下「大光銀行」)とともに、医療法人徳真会グループ(以下「徳真会グループ」)のメディカルサービス法人である株式会社ゼネラル(新潟県新潟市、代表取締役 松村博史)と、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」として2023年3月31日に金銭消費貸借契約書を締結いたしました。

                                                          

ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、国連環境計画・金融イニシアティブが定義するファイナンスであり、環境、社会、経済のいずれの側面においても重大なネガティブインパクトを適切に緩和・管理することを前提に、少なくとも一つの側面においてポジティブなインパクトを生み出すファイナンスをいいます。SBI新生銀行では、ポジティブ・インパクト・ファイナンスを実施するために「SBI新生銀行 ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」を策定しており、同フレームワークの「ポジティブインパクト金融原則」への適合性に関して、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より第三者意見を取得しています。

 

徳真会グループは、国内外で歯科医療及び歯科技工サービスを展開する日本最大の歯科医療グループであり、1981年の創設以来、人々の暮らしと健康を支えています。当行は、徳真会グループの事業活動に関連する重要なインパクト領域(コア・インパクト)における評価を行っており、今後もファイナンス期間にわたりインパクトの発現状況をKPIによりモニタリングし、インパクトの観点からサステナブルビジネスの実現に向けた取り組みをサポートしてまいります。

【コア・インパクトに対する目標・KPI設定】

【インパクトカテゴリー(トピック)】 対応する活動/取組施策

KPI

目標

①【健康と安全(医療)】

・人々の歯や口腔内の健康維持のために重要性の高い、予防歯科・再診の推進

再診数

前年度の実績値以上(各年度)

②【生計(雇用)】

・男性従業員の育児休業取得の推進

対象者の育児休業取得率

10%以上(各年度)

③【公平性と正義(年齢による差別、その他の脆弱なグループ)】
・ 要介護の高齢者や障がい者に対する訪問歯科診療の推進

患者数、レセプト枚数、訪問施設数

前年度の実績値以上(各年度)

④【健康と安全(医療)】

・患者の安全確保及び医療過誤に係るリスクの緩和・管理に資する適切な従業  員向け研修の実施

研修実施回数

2033年9月までに1,000回実施

⑤【尊厳と人間の安全保障(データプライバシー)】

・適切な個人情報管理の徹底

個人情報漏洩件数

0件維持(各年度)

※SBI新生銀行が提供するポジティブ・インパクト・ファイナンスや、「SBI新生銀行 ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」については、SBI新生銀行Webサイト(https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/pif/)をご参照ください。

以 上

印刷時には、PDFファイルをご利用ください。