株式会社SBI新生銀行
当行は、このたび、FLEX LNG Ltd.(本社:英国領バミューダ諸島、以下、「FLEX LNG」)が保有するLNG船「Flex Rainbow」の購入選択権付日本型オペレーティング・リース方式によるセールアンドリースバック取引につき、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:大山 一也)と協働して、船舶取得資金の融資を実行しましたので、お知らせいたします。
なお、本件はSBIリーシングサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保田 光男)が船舶リースおよび同リース事業を対象とした投資案件の組成を担っており、SBIグループとして同社と船舶分野で協調する初の案件です。
FLEX LNGは、ニューヨーク証券取引所に上場する海運会社。液化天然ガス(Liquefied Natural Gas、以下「LNG」といいます。)の輸送事業に特化しており、最新鋭のLNG船を多数、保有・運航しています。LNGはトランジションエネルギーとして世界各国で需要が増してきており、ロシアによるウクライナ侵攻を機にその重要性は一層高まっています。当行はLNG輸送船を初めとする環境配慮船へのファイナンスの取り組みを強化することで、世界の物資・エネルギー需要を金融面からサポートしつつ、海運業界の脱炭素化に貢献していくことを目指しております。
今後、地域金融機関を中心とした機関投資家向けに、本債権のディストリビューションを実施する予定であり、機関投資家ビジネスの推進につなげていく方針です。
SBI新生銀行グループは、中期経営計画「SBI新生銀行グループの中期ビジョン」の法人ビジネス戦略において、「SBIグループとの連携によるフルラインナップの商品提供」、「機関投資家向けビジネスにおける強みの一層の強化」を掲げております。今般のようなグループ内連携に積極的に取り組むことで、国内外の海運会社・航空会社を含めた顧客基盤の拡大を目指すとともに、今後も機関投資家の投資需要を捉えた案件の提案に尽力し、さらなる機関投資家ビジネスの推進に努めてまいります。
以 上
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