株式会社SBI新生銀行
株式会社SBI新生銀行(東京都都中央区、代表取締役社長:川島 克哉、以下「SBI新生銀行」)およびジャパンリアルエステイト投資法人(東京都千代田区、執行役員:加藤 譲、以下「JRE」)は、既存貸付の借換資金25億円を「新生サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「本ローン」)として組成し、本日付で金銭消費貸借契約証書を締結いたしました。
サステナビリティ・リンク・ローンとは、お客さまのサステナビリティ経営を促進し、企業価値の向上と環境面・社会面で持続可能な経済活動の実現を目指すことを目的に、お客さまの全社的なサステナビリティ経営方針や、ビジネス戦略と整合した野心的なサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)を設定し、その達成状況と金利等の貸付条件を連動させることでSPTs達成への動機付けを行う融資商品です。また、本ローンは2022年2月にSBI新生銀行が策定した「新生サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク」※1に適合するファイナンスです。
JREは、2001年9月にJ-REITとして日本で初めて東京証券取引所に上場を果たし、首都圏のオフィスビルを主な投資対象とする投資法人です。JREは、環境への配慮・社会貢献・ガバナンスの強化という社会の持続可能性向上に取り組むことが、上場投資法人として期待されている社会的責務であり、投資主価値の最大化を図るうえでも不可欠であると考えております。優先して取り組むべきESG重要課題(マテリアリティ)には、「気候変動対応」や「ポートフォリオの環境配慮」を含み、これらに紐づくCO₂削減目標のほか環境関連の主要指標(KPI)を策定しております。
SBI新生銀行グループは、中期経営計画「SBI新生銀行グループの中期ビジョン」の実現に向けて「環境・社会課題解決へ向けた金融機能提供」を掲げております。本ローンでは、JREの経営目標と整合したSPTsを設定することで、同社のサステナビリティ経営を金融面から支援してまいります。
資金使途 |
リファイナンス資金 |
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KPI及びSPTsの概要 |
KPI(指標) |
SPTs(目標)(達成期限:2030年度末) |
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① |
CO2排出量(総量t-CO2)(Scope1+2+3) |
80%削減(2019年度実績対比) |
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② |
ZEB認証取得物件数 |
5棟保有 |
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SPTsの達成が改善に貢献すると期待される社会課題等 |
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SPTsの達成に向けた借入人の取り組みに係るその他評価ポイント |
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※1 「新生サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク」については、下記URLをご参照ください。
https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/sll/
また、ジャパンリアルエステイト投資法人へのサステナビリティ・リンク・ローンにかかる評価の詳細は、下記URLより評価レポートをご参照ください。https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/pdf/psll230313.pdf
以上
印刷時には、PDFデータをご利用ください。
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