ニプロ株式会社への「ソーシャルローン」の実行について

株式会社SBI新生銀行

当行は、ニプロ株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長：佐野 嘉彦、以下「ニプロ」）との間で、シンジケーション形式の「ソーシャルローン※」を本日付けで契約いたしました。本件は当行他計9行による協調融資です。

※ソーシャルローンとは、企業等が社会問題の解決に貢献する事業（以下、「ソーシャルプロジェクト」）に要する資金を調達する際に用いられる融資であり、具体的には、①調達資金の使途がソーシャルプロジェクトに限定され、②調達資金が確実に追跡管理され、③それらについて融資後のレポーティングを通じ透明性が確保されたものを指します。

ニプロは、1954 年設立以来、「事業活動を通じた社会貢献」の実現を目指し、技術革新をコンセプトに事業を展開しており、現在は医療機器事業、医薬事業、ファーマパッケージング事業を三位一体として展開する総合医療メーカーです。「真にグローバルな総合医療メーカー」として「未来に向かって、世界の人々の健康を支え、医療ニーズに応える商品、技術及び事業の創造革新を行い、社会に貢献し、自己実現を図る。」ことを経営理念に掲げています。

本ローンで調達される資金は、ニプロが策定した「ソーシャルファイナンス・フレームワーク」で定められたソーシャルプロジェクトに充当される予定です。本フレームワークは、国際資本市場協会（ICMA：International Capital Market Association）にて策定された「ソーシャルボンド原則 2021」との適合性について、第三者機関である株式会社格付投資情報センター（R&I）から「セカンドオピニオン」を取得しています。

SBI新生銀行グループでは、持続可能性や ESG/SDGs の観点に、環境・社会・経済など社会全般に対して正のインパクトをもたらすことを目的とする社会的インパクトの概念を融合させた「サステナブルインパクト」の取り組みを推進しております。こうした取り組みのもと、引き続き、お客さまのサステナビリティ課題に対する積極的な取組みを通じて支援することで、環境・社会課題の解決に向けて貢献してまいります。

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