株式会社SBI新生銀行
当行は、川崎重工業株式会社(本社:東京都港区海岸、代表取締役社長執行役員:橋本 康彦、以下「川崎重工業」)が実施する「水素のクリーンな輸送・貯蔵」に関連する事業・プロジェクトに対する新規支出および既存支出のリファイナンスに充当される資金を、「グリーンローン」として実行いたしました。
川崎重工業は、同社グループが「グループビジョン2030」で掲げる3つの注力フィールドである「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」を実現するサステナブルファイナンスの活用を推進するため、あらゆるサステナブルファイナンスを網羅する資金調達の枠組みとして「マスターフレームワーク」を公表しており、今回の資金は同フレームワークを活用した初めてのグリーンローンとなります。
SBI 新生銀行グループは、中期経営計画「SBI 新生銀行グループの中期ビジョン」の実現に向けて「環境・社会課題解決へ向けた金融機能提供」を掲げております。持続可能性や ESG/SDGs の観点に、環境・社会・経済など社会全般に対して正のインパクトをもたらすことを目的とする社会的インパクトの概念を融合させた「サステナブルインパクト」のコンセプトのもと、社会課題に対して正のインパクトをもたらす企業や事業に対し、お客さまとの継続的な対話を通じた投融資を推進しております。
当行は、本グリーンローンを実行することにより、融資期間にわたり借入人のサステナブル経営にかかる対話やモニタリングを実践し、同社のサステナブル経営の実現を金融面から支援してまいります。
借入人 |
川崎重工業株式会社 |
貸付人 |
株式会社SBI新生銀行 |
実行日 |
2024年10月31日 |
資金使途 |
水素のクリーンな輸送・貯蔵に関連する事業・プロジェクトに対する新規支出及び既存支出のリファイナンス (事業・プロジェクト例) ・水素液化機 ・液化水素出荷・受入基地 ・液化水素貯蔵タンク ・液化水素運搬船 ・水素燃料船 ・液化水素運搬船用タンクシステム ・水素圧縮機(研究開発・実証・設備投資) |
- (参考リンク)「マスターフレームワークを活用した融資契約締結について(サステナブルファイナンス)」
URL: https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20241031_1.html