株式会社SBI新生銀行
当行は、中央日土地アセットマネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田 利喜)がアセットマネジャーを務めるバリューアップファンド向けに、都内オフィスビルを裏付けとする不動産信託受益権の取得費用(リノベーション工事代金等を含む)を資金使途としたファイナンスを組成し、2024年2月29日に「新生グリーンローン」※として実行いたしました。
SBI 新生銀行グループは、中期経営計画「SBI 新生銀行グループの中期ビジョン」の実現に向けて「環境・社会課題解決へ向けた金融機能提供」を掲げております。持続可能性や ESG/SDGs の観点に、環境・社会・経済など社会全般に対して正のインパクトをもたらすことを目的とする社会的インパクトの概念を融合させた「サステナブルインパクト」のコンセプトのもと、社会課題に対して正のインパクトをもたらす企業や事業に対し、お客さまとの継続的な対話を通じた投融資を推進しております。
<SBI新生銀行サステナブルインパクト評価室によるグリーンローン評価の概要>
借入人 |
岩一合同会社(バリューアップファンド) |
アセットマネジャー |
中央日土地アセットマネジメント株式会社 |
組成金額 |
12億円 |
資金使途 |
東京都千代田区所在のオフィスビルを裏付けとする不動産信託受益権の取得費用およびリノベーション工事代金等 |
プロジェクトの意義 |
既存ビルのリノベーション工事による環境性能の向上 |
■CASBEE®-建築(改修):Aランク(★★★★)(取得見込み) |
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本件がもたらす環境改善効果と社会的 課題との整合性 |
SDGsでは主に「目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう」、「目標11 住み続けられるまちづくりを」、「目標13 気候変動に具体的な対策を」に貢献すると考えられる。また、パリ協定および日本政府のカーボンニュートラル実現を目指す上での住宅・建築物の省エネルギー化の推進とも整合していると評価した。 |
その他の評価ポイント |
✔ 築30年超のオフィスビルの改修を通じて環境性能を高め、建物を維持・継続使用するプロジェクトであり、建て替え時と比べて相対的に環境負荷が低くなることが見込まれ、環境面でのインパクト創出に係る追加性・貢献性が認められる。 ✔ アセットマネジャーは、自らが掲げる「サステナビリティへの配慮に関する基本的基準」や私募ファンドの商品特性を踏まえ、今後も既存建築物の改修・バリューアップを通じた環境面での貢献を目指している。 |
※ 「新生グリーンローン」とは、明確な環境改善効果が認められる事業に資金使途を限定したローンであり、2020 年 5 月に当行が策定した、「新生グリーンファイナンス・フレームワーク」に適合するファイナンスです。新生グリーンローンや新生グリーンファイナンス・フレームワークについては、下記URLをご参照ください。
https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/green/
以 上
印刷時には、PDFファイルをご利用ください。
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