株式会社SBI新生銀行
当行は、株式会社筑邦銀行(福岡県久留米市、頭取 佐藤 清一郎、以下「筑邦銀行」)とともに、株式会社よかタウン(福岡県福岡市、代表取締役 野島 幸司、以下「よかタウン」)に対し、総額18億円のポジティブ・インパクト・ファイナンスを本日付で実行いたしました。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、国連環境計画・金融イニシアティブが定義するファイナンスであり、環境、社会、経済のいずれの側面においても重大なネガティブインパクトを適切に緩和・管理することを前提に、少なくとも一つの側面においてポジティブなインパクトを生み出すファイナンスをいいます。SBI新生銀行では、ポジティブ・インパクト・ファイナンスを実施するために「SBI新生銀行 ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」を策定しており、同フレームワークの「ポジティブインパクト金融原則」への適合性に関して、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より第三者意見を取得しています。
よかタウンは、企業理念を「全社員の幸せと満足を追求するとともに、家づくりを通して、人や社会に貢献しすべての人々を幸せにする。」とし、「すべての人に持ち家を」をミッションとし、高品質かつ低価格なデザイン住宅の提供に取り組んでいます。
当行は、よかタウンの事業活動に関連する重要なインパクト領域(コア・インパクト)における評価を行っており、ファイナンス期間にわたりインパクトの発現状況をKPIによりモニタリングし、筑邦銀行とともにインパクトの観点からサステナブルビジネスの実現に向けた取り組みをサポートしてまいります。
【コア・インパクトに対する目標・KPI設定】
【インパクトカテゴリー(トピック)】 対応する活動/取組施策 |
KPI |
目標(目標年) |
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アフターフォロー ※対応率 |
14日以内のアフターフォロー対応率100%維持(毎年度) |
住宅建設期間における(抜き打ち)検査数 |
検査数の増加(毎年度) |
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有給休暇取得率 |
2022年度実績維持(毎年度) |
(管理職を含む従業員の)自己啓発研修の受講者数 |
受講者数(受講済人数)を200人以上(2026年度/2027年3期) |
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温室効果ガス(GHG)排出量(Scope 1・2) |
2022年度比で33.6%削減(2030年度/2031年3月期) |
※よかタウンでは、「アフターフォロー」として、住宅引き渡し後の2年間は同社の施工上の不具合は無償にてメンテナンスを実施し、主要構造部分については瑕疵保険により10年間の対応をしています(審査により有償保証をさらに10年間追加可能)。
SBI新生銀行が提供するポジティブ・インパクト・ファイナンスや、「SBI新生銀行 ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」については、SBI新生銀行Webサイト(https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/pif/)をご参照ください。
印刷用には、PDFファイルをご利用ください。
- 印刷用 (220KB)